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相続・遺言・離婚・借金問題を解決する熊本の「弁護士法人ときわ法律事務所」

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2018年11月06日 暮らしに役立つ法律情報

今回は、慰謝料の相場についてのお話です。

「慰謝料」が認定されるのは、結婚生活が壊れてしまった原因が主に相手にある、相手の不倫や暴力によって傷つけられたといった理由があり、その証明ができた場合に認定され、支払われるお金です。したがって、すべての離婚で支払われるわけではありません。また、「男性から女性に支払われる」と決まっているわけではなく、妻から夫に慰謝料を支払う場合もあります。

たとえば、「夫が不倫し、これが原因で離婚に至った」という場合、「結婚生活の長さ」、「夫婦仲」、「夫の不倫を知った妻がどの程度のダメージを被ったか」などによって、慰謝料の額が変わってきます。
「結婚生活30年。夫婦仲は円満だった。妻は信頼し、愛していた夫に裏切られたことで不眠や鬱状態といった症状を患い、精神科に通院中」といったケースでは、慰謝料の額は高くなります。逆に、結婚期間が短かったり、もともと夫婦仲が悪く、しょっちゅう喧嘩をしていた…といったケースでは、慰謝料の額は低くなります。

慰謝料の金額を決める際に重要となるのは、離婚に至る事情を裁判所に理解してもらうための証拠です。「離婚して辛かった」といった感情的な部分はなかなか判断してもらえません。
離婚に至るまでに発生した様々な事情をどのように立証できるかにかかってきます。

離婚裁判における慰謝料の相場は、一般的には100万~300万円くらいです。もちろん事情はそれぞれの夫婦で異なりますので、50万円程度になったり、500万円以上という高額になったりするケースもあります。

慰謝料の金額を決める際に重要となるのは、証拠です。裁判所が責任をもって「結婚生活が壊れてしまった主な原因は夫にある」であるとか、「妻が不倫をした」、「暴力を振るっていた」という事実があったと認め、「慰謝料を支払いなさい」と命じるためには、証拠が必要となります。たとえば、「私には、夫が浮気をしたことがわかります」と言われても、裁判所は、その言葉だけで「浮気をした」と認めることはできません(夫が浮気を認めれば別ですが)。

「私は裁判をしようとは思っていないので、そこまでの証拠はいらないでしょ?」と思われるかもしれませんが、実際に何百万円もの慰謝料を請求されたら、すんなりお金を払ってくれる人はそうはいません。
相手がたとえば弁護士に相談し、「相場はもっと低いですよ」、「あなたの場合、証拠もないし、裁判になれば勝てますよ」といったアドバイスを受けて、「払いません」と拒む可能性もあります。そうなってから証拠を集めようとしても、相手も警戒していますから、困難です。

とはいえ、裁判所を説得するためにどのような証拠を集めたらよいのか、一般の人にはわかりづらいと思います。実際に請求を行う前に、弁護士に相談し、どいうった証拠が必要か、手持ちの証拠で勝ち目がありそうか、アドバイスを受けることをお勧めします。

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