2022年01月10日 今日のお仕事
最近,依頼者の方に「相手方代理人からFAXが届いて…」とお伝えしたら、「え!?今どきFAXですか?」と非常にびっくりされました。
最近読んだ小説でも,登場人物が,相手方の「東京のベンチャー系法律事務所。サイバー系の事件も得意で,いかにもできる感ありあり」な弁護士からの通知が「FAXで届いた」ことに驚愕!というシーンが…。
この業界,書面のやり取りは基本的にFAX(または郵便)です。
裁判所に提出する書類もFAX送信。
弁護士どうしで交渉や通知をする際もFAX送信。
たしかにこの日のこの時刻にこの文書を送ったという「証拠」を残す,いったん出してしまった後に変更できる余地を残さない,第三者に漏れてはいけないといった必要性からかと思います。
急ぎの時や画像を送りたい時などに,弁護士どうしであればメールを送ることもありますが,それでもやはり,「メールで送ったのと同じ文面をFAXでも送る」といった対応をすることも多いです。
でも,少しずつ「脱FAX」は進んでいて,ちょうど新型コロナの流行と同じころから,書面の提出をオンラインで行うシステムが試行的に始まりました。
私が弁護士になりたてのころは,「書面は全て手書きで作り,秘書さんがワープロで清書」という先生もいらっしゃったようです。
あのころは「手書きとは!PCの方が楽なのに…」と思っていましたが,まさに明日は我が身。これからどんどん変わっていくであろうシステムについて行けるか,一抹の不安を覚えます。
最近読んだ小説でも,登場人物が,相手方の「東京のベンチャー系法律事務所。サイバー系の事件も得意で,いかにもできる感ありあり」な弁護士からの通知が「FAXで届いた」ことに驚愕!というシーンが…。
この業界,書面のやり取りは基本的にFAX(または郵便)です。
裁判所に提出する書類もFAX送信。
弁護士どうしで交渉や通知をする際もFAX送信。
たしかにこの日のこの時刻にこの文書を送ったという「証拠」を残す,いったん出してしまった後に変更できる余地を残さない,第三者に漏れてはいけないといった必要性からかと思います。
急ぎの時や画像を送りたい時などに,弁護士どうしであればメールを送ることもありますが,それでもやはり,「メールで送ったのと同じ文面をFAXでも送る」といった対応をすることも多いです。
でも,少しずつ「脱FAX」は進んでいて,ちょうど新型コロナの流行と同じころから,書面の提出をオンラインで行うシステムが試行的に始まりました。
私が弁護士になりたてのころは,「書面は全て手書きで作り,秘書さんがワープロで清書」という先生もいらっしゃったようです。
あのころは「手書きとは!PCの方が楽なのに…」と思っていましたが,まさに明日は我が身。これからどんどん変わっていくであろうシステムについて行けるか,一抹の不安を覚えます。